庭でガーデニングを本格的に始めると、
それまで何気なく自宅の窓から見ていた鳥や虫までもが
急に気になり出すのですから不思議なものです。
というのはもちろん、これらの鳥や虫が家庭菜園の実付きを良くしたり、
逆に花や野菜を食い荒らす害をもたらすといった
良悪様々な影響を及ぼす事となるからです。
実を付ける野菜や果物を栽培している時は、
ハナバチやハナアブといった密や花粉を求めて飛んでくる虫以外は
大半が害を及ぼしますから注意が必要。
特に苗の段階で成虫が卵を産み付けにくる虫は
幼虫に葉や茎を食い荒らされてしまうケースが多くなりますから、
防虫ネットや殺虫剤といった対策が重要となる訳です。
また人を恐れぬカラスを始め、
野菜や花を食い荒らす鳥も都市部では多く、
これらの対策が必要となってくるもの。
より丈夫な防鳥ネットの展開はもちろん、
頭の良いカラスも警戒させる様なアイテムやオブジェを配置し、
野菜や鉢花に容易に近づけさせない工夫も大切でしょう。
これらの対策が物々しくなる程に庭も見栄えは落ちてしまうものですが、
充実の季節に向けて我慢すべきところはした方が結果は良いものなのです。