あまり自宅にスペースが無い人が
出窓を使って室内ガーデニングを楽しんでいるという例はかなり多いと思います。
実際に出窓は部屋の中でもより多くの日照と通風が得られ、
なおかつ冬場は戸外よりも保温効果が大きく、
寒さに弱い植物でも安心して越冬させる事が出来るという大きなメリットがあるのです。
ただ張り出した出窓の床面は
通気性もほぼゼロの素材で構成されているのが殆どであり、
しかも熱伝導率も高く、冬場の寒い朝はその床を触ると大変冷たいもの。
これでは鉢花を直置きしたのでは鉢を通じて株自体の温度が下がってしまい、
寒さに弱い種類にとって良い訳はありません。
そこで実際私が出窓での鉢花栽培に取り入れているアイテムが小型の木製すのこ。
すのこを介して鉢花を置く事により
その更に下の床面との間に空気の層が出来る事、
またすのこの材質そのものが保温性の高い木材という事もあって、
鉢自体が冷え難いという効果を持つのです。
おまけに鉢と床面との隙間を通じて風も通り易くなり、
通風を好む洋ランやベゴニア、観葉植物の生育も良くなるというメリットもあります。